LEONkei

告白的女優論のLEONkeiのレビュー・感想・評価

告白的女優論(1971年製作の映画)
2.5
人間が識別可能な表情は、喜び、驚き、恐怖、嫌悪、怒り、悲しみ、無表情の7種類。

女優とは人を欺くプロ…。

大衆に晒す其の顔は真実を覆い隠す偽りだったとしても、人々のココロを揺さぶる力を女優(俳優)は持っている。

しかし所詮女優も一般大衆と同じ生身の人間であるように、悩み苦しみ様々な過去も有り恋もすれば人を愛す。

岡田茉莉子・浅丘ルリ子・有馬稲子の三者三様の女優が女優を演じるオムニバス。

無理を承知で言うが個人的には俳優には映画以外のマスメディアやSNSなど、宣伝だろうがプライベートを装うとも素を晒して欲しくないと思うのは自分だけだろうか。

できることなら俳優はミステリアスな方が魅力的だし、人間を演じることは自分自身の存在を消してこそ、役への生き写し或いは分身と成り最終的には同化する。

もう少し非現実世界の夢をみたい..★,
LEONkei

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