ラムネ色の空に浮かぶ雲の切れ目から天使の梯子が地面を照らした道を歩き、見知らぬ裏路地の角を曲がれば何処からともなく柑橘の懐かしい香りが漂う。
初めて来たはずなのに見覚えのある道、ここは前に来た道。
半分くらいまで観てこの作品が見覚えがあることに気づくのが遅すぎる自分は、最後まで観てしまった後悔と自らの愚かさで落胆する。(3回目の鑑賞)
きっと何処かに魅力や唆られるものがあるのかも知れないが、これが面白い作品ならまだ仕方ないと納得が行くものの、全く印象に残らないからこそ再び観てしまうと言う時間の無駄遣い。
ココロが落ち着くような安らぎを感じるような道は何度も何度も歩きたいが、初めてだと思った道が初めてでないと気づいた瞬間は軽く萎えてしまう。
柑橘の香りの出どころは果物屋で春柑橘の甘夏で晴れやかな気分を取り戻す..★,