この映画「組織」は、リチャード・スタークのベストセラー小説"悪党パーカー"シリーズの「犯罪組織」の映画化作品だ。
とにかく、この映画は小気味がいい。
組織によって、兄と愛人を殺された主人公が出所後…
痛々しさを感じさせる乾いた暴力描写。『ローリング・サンダー』同様に、出入りシーンにおけるジョン・フリンのアクション演出が冴え渡っている。
主人公達に好きなようにかき回される組織が、情けなさすぎる…
原題の「THE OUTFIT」を訳すと「一式」、それじゃ分からないから「組織」、まだ納得。
マクリンが子ボスのメナーの先にカチ込んだ時の会話も、コディの所に来た殺し屋との会話も激渋にカッコいい。2…
シンジケートマフィア組織の銀行と知らず強盗に押し入った報復で兄を殺された事を情婦ベット(ブラック)から聞かされた弟マクリン(デュヴァル)は昔の相棒コディ(ベイカー)とマフィアボス(ライアン)に復讐の…
>>続きを読むロバートデュヴァルとジョードンベイカーのバディものとして楽しむ😆。
ベイカーのユーモアと人間臭いチャーミングさにやられる。デュヴァルの冷徹さもクール!でもベイカーにだけ心開く。
ヒロインのカレン…
ギャングに反旗を翻した悪党二人の暴れっぷりが楽しい傑作、途中で相棒が怪我をするので「もしやニューシネマみたいな結末に?」と思ったがそこから全然違う明るいラストに着地するのが痛快。ざらついたフィルムの…
>>続きを読む面白い。
70年代アクションの「突破口!」・「ローリング・サンダー」・「組織」等、しがない中年の落とし前の付け方シビれる作品です。
あと「サブウェイ・パニック」「ガルシアの首」もかな。
日本のウェ…
好き。ジョン・フリンらしいざらついた世界観と乾いたバイオレンスは相変わらずだが、要所要所に和みポイントが配置されている作品でもある。「組織」に立ち向かうロバート・デュヴァルとジョー・ドン・ベイカーの…
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