ボスニア紛争後のサラエボで暮らすある母と娘の物語。紛争が残した心の傷、不安、隠された事実。母は沈黙し、娘は苛立ちを募らせていく。見たあとすごく複雑な気持ちになった。紛争の記憶と、残された現実を背負い…
>>続きを読む母親が抱える秘密。娘は初めは気づかなかったと思います。でも、その理由が何百とあれど、想像できない訳ないんです。そこで生きているのだから…。絶対に違うと信じていても、何故か心に引っかかる不安。気づいて…
>>続きを読む戦争後の話ですから戦闘シーンも暴力シーンもありませんが、戦争が終わって10数年経っても癒えない傷を抱えてるというのが、戦争の悲惨さ、残酷さを感じさせます。
今まで誰にも言えず心に秘めてきた過去の…
母と娘の視点で言葉少なに語られる、内戦の悲劇。
下手にドラマチックな構成にするよりこういった地に根差した作りのほうが余程心に来るものがある。
女性たちが民族のうたを口ずさむ冒頭のシーンが印象的。意味…