リーフェンシュタールによるベルリンオリンピックの記録映画第2部はより人間にフォーカスしたように思える。選手村でのサウナの裸体に始まり、陸上十種競技という高度に専門化が進む現代では厳しそうでしかないス…
>>続きを読む『民族の祭典』ほどの心揺さぶる感動はなかったが、レニ・リーフェンシュタール監督の肉体と美への追求・演出…その類稀なる才能は認めなければならないだろう。
ナチスとの関係がどうであったか、真実は彼女自…
【第6回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
女性監督レニ・リーフェンシュタールが1936年ベルリンオリンピックを記録した『オリンピア』の後編。前編『民族の祭典』と合わせてヴェネツィア映画祭金獅子賞を受賞…
20231003-229
1936年、ベルリン
原題:Olympia
監督:レニ・リーフェンシュタール
1936年8月1日~16日、ベルリンにて第11回オリンピック競技大会
『民族の祭典』:開会式…
オリンピックが「競技」の祭典より「美」の祭典になった視点は何より斬新。1938年撮った映画だが、今に至ってこれに類するドキュメンタリーはない。
スポーツをする人の身体の動きがこんなに美しく撮られて、…
1936年ベルリンオリンピックの記録映画パート2:競技ダイジェスト(十種を例外として陸上以外)、最初と最後でイメージモンタージュ。タイトル通り若干、パフォーマンスやヴィジュアルの美に寄った収録競技と…
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