ラストエンペラーのような重さとアポカリプトのようなスピード感を兼ね備えた逸品。
太陽旗では侵略から反乱に至るまで。虹の橋ではその集結までを描く。
日本が侵略したといっても必ずしも悪と描かれているわ…
この映画で初めて霧社事件というものを知ったので、それだけでも見る価値ありました。
しかし「悪い日本人」の描写がイマイチヌルかったせいか、男たちの戦いに翻弄され犠牲を強いられる母ちゃん達により同情して…
前評判が高すぎてちょっとどうなのとか思いながら見ていた自分が恥ずかしい。水道橋博士のことばを借りるなら、「どう控えめに言ったって傑作」まさにそうだった。日本軍を悪、セデック族を善などと単純に描いてな…
>>続きを読む先住民族が、近代国家に武力で従わせられる話というのは、ダンス・ウィズ・ウルブスやアバターがすぐに思い出されるが、この第2部で頭目モーナ・ルダオを見ていると「火怨 / 高橋克彦」を彷彿させてくれた。
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実話をもとにした四時間半の超大作。所々出てくる日本語や日本人役者のつたないセリフが妙に気になったが、映画全体としてはとても見応えがあるし、長さも感じない。
あまりに人が死にすぎて、命がとても軽い。し…
たしかにこっちは1部に比べると、戦闘シーンが多くて若干退屈に感じる人もいるかもしれません。
しかしボクとしては大満足。
「300(スリーハンドレット)」や「ラスト・サムライ」のような心震える 圧倒…
モーナルダオ、すごいかっこよかった。大地をがっちりとつかんでいるかのような逞しい脚、大きな肩、吠える犬をも黙らせる強靭な声、そして、なによりも、あの眼差し。あんなおじさんになりたいものだ。あれで本作…
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