1部2部まとめてここに。
主役モーナ・ルダオの迫力。決していい人間ではないと思ったけれどそのカリスマ性に一気に惹きつけられた。深い森をかき分け、狩り場を守るための戦闘のシーンでは映画館で座って見て…
第一作太陽旗とは打って変わり、壮絶な戦闘シーンが続く。恐らく、一作目とは間を開けずに観劇することを前提に制作されているのだろう。
さて、セデック族の行動は蛮勇に等しく、決して一般的な武士道に適ったも…
霧社事件を扱った映画。といってもその事件を知らないのでWikipediaで調べたものの、記述も多くない。私が知る台湾人というと国民党からということになるが、その前から台湾に住んでいたのがセデック族と…
>>続きを読む一部、二部二部分かれているので、合わせてこちらに書く。
台湾史上最高額の制作費を掛けた歴史大作。
ウェイ・ダーション監督。
同監督の映画「海角7号、君想う国境の南」より前に企画があったが、その…
先日鑑賞した第1部、「信仰」と「文明」の対立を、客観的にそして冷静に見つめた秀作であった。そして今回、第2部を鑑賞した。1部とは異なり、明らかにモーナを中心とする、セデック側に肩入れした映画となって…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
青年から壮年に至る部分を観客に委ねていた一部に比べると、二部は単純で冗長な印象。しかも最後、キャプテン・ウルトラの最終回の様な直接描写が超蛇足。単にセデックのマチズモ全開映画という印象で〆られて残念…
>>続きを読む@キネカ大森
一部からの引き続きで二部も鑑賞。パンフレット読んだらバジェット無視で作ったという、プロデューサーのジョン・ウーの意見を全く聞かなかったという監督の本気度が凄い。
どうやって撮ったんだ?…
なんと植民地主義の罪深ことよ!1部「太陽旗」、2部「虹の橋」、合計4時間36分という長尺が気にならず、まず活劇として満点の素晴さ。日本人にはあまり馴染みのない(というか伏せられてきた部分が大きいのか…
>>続きを読む赛得克•巴莱:彩虹桥 导演:魏德圣
セデック族の同じ社の内部、セデック族同士、日本人同士、セデック族と日本人の間の様々な葛藤
異文化の衝突
野蛮と文明の定義の遊離
生と死を前にしたそ…