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わたしたちの宣戦布告
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目次

『わたしたちの宣戦布告』に投稿された感想・評価

riekon

riekonの感想・評価

4.0
育児の不安や
検査の結果が出るまでの家族の不安
出た後の悲しさ
もう一緒に泣いてしまった😢
闘病生活は息子ちゃんも頑張って
父母も頑張って
音楽や雰囲気が重たくないですが
精神的、経済的に
ほんとに大変で辛かったと思います。
治ってよかったよ!🙌☺️
ご本人たちが監督、脚本、主演の
実話なんですね。
No.2756

途中までは、あれ、これ、いい映画かな??

「ロレンツォのオイル」とか「震える舌」

とか、難病の子供のために両親が体を張って献身する系の映画かな、と思ったんだけど、

ちょっと日本人の感覚からすると(ごめんなさい、主語がでかくなりすぎましたね)、あくまで「僕個人」の感覚からすると、

ちょっとお国の文化の違いというか、振る舞いの感覚の違いというか、に振り回された感じ。軽いカルチャーショック。

タイトルにある「宣戦布告」が何を意味するか。

難病の子供のため、両親が「宣戦布告して戦い」を挑んでるわけだけど、

映画序盤は、明らかに、医師とか看護師とか医療スタッフと戦っちゃってるんだよね。

なんかちょっと喧嘩腰だったり、勝手に病院の受付に入っていろいろ執刀医について問いただしちゃったりとか、

そりゃ、子供を助けるために気持ちが先走っちゃうのはわかるけど、申し訳ないけど、ちょっとこの夫婦、特にお母さん、無礼だな、と思っちゃったし、医療関係者も大変だな、と同情してしまった。

少なくともそういう、礼を失した親、という風に観客に受け取られてしまう可能性のある撮り方をしてしまっている。

子供の病気が判明するシーンでも、ちょっと音楽がおおげさで、エモーショナルにすぎる。

で、それが、段々、中盤以降になるにつれて、夫婦は気持ちを固めていって、医療関係者を信頼するようになる。

そして、今度は子供のために、夫婦が結束して「闘病生活」と戦う。

その戦いに献身する壮絶なさまは、子供すらいない僕にはわかりようもないけれども、いろいろ考えさせられる。

これだけ親が精神的にも、金銭的にも大変な思いしなきゃいけないフランスの医療体制とか行政とか、そういうものを批判してるのか、

病気の子供を助けるためには、これくらい覚悟をもって夫婦は向き合いなさい、という忠告なのか、

この映画で訴えたいことが、はっきり言って、よくわからない・・・。

よくありがちな、お母さんばっかり活躍して、お父さんはうろうろうろたえて役に立たない、というテンプレではなく、きちんとお父さんも活躍してるあたりは、

現代のフランス映画ならではだな、と感心したし、夫のお母さんが、「男の夫と」ではなく、「同性の女性」と同居生活してることも、当たり前のようにさらっと描かれてることにも、感心した。

あと、単純に思うのは、「とりあえず、みんな、禁煙したらwww」

58/60
https://www.uplink.co.jp/cloud/features/2311/
emily

emilyの感想・評価

3.8
出会ってすぐ恋に落ちて、結婚したロメオとジュリエット。アダムと言う息子にも恵まれ幸せな結婚生活を過ごしていた。そんなある日息子が悪性の脳腫瘍だと告げられる。5歳までは少なくとも生きられると言われたことをポジティブに捉え、二人はお互いに支え合い困難を乗り越えて行く。

監督兼主役を務めるヴァレリー・ドンゼッリとその元パートナーのジェレミー・エルカイムに、大きくなったアダムには二人の実の息子も出演。実体験に基づいているので、夫婦の絶妙な距離感やはしゃぐ姿に流れる空気感は二人ならではの物である。

難病をテーマにしながらその描き方はシリアスな泣けるドラマにはなっておらず、赤と青のコントラストで夫婦間や現実と夢みた生活を交差させ、スタイリュシュな音楽による切り替えで、どこかポップでみずみずしい二人のラブストーリー主体になっている。

二人の歌声が交差し、ミュージカル調になったり悲劇から喜劇へと演出する、不具合なクラッシックやオペラを巧みに挿入し、取り巻く周りの人たちの落胆の中の日常をしっかり描く。一種異様な空気感を、行き来し、冷ややかな笑いを生み出しながら全く嫌味がない。それも言葉ではなく音楽と行動でまるでPVのように綴っているからだろう。

アダムの苦しい時期はマラソンにたとえ、そのイメージ像をしっかり挿入し、それでも日々は流れ悲しみの中にも笑顔がある。なぜならふたりだからだ。一人なら耐えられないかもしれないが、ふたりだから、寄り添ってくれる人がいるから乗り越えることが出来るのだ。

冒頭からアダムは成長して生きてることを見せてから、描写していくので、悲劇に転んでも死につながることはないことをはじめから示している。だからこそ観客も終始穏やかな気持ちで観ることが出来る。

そうして頼りなかった二人が子供の病気により、苦戦しながらそれでも前向き、それにより成長し結束を強めていく姿に、気がついたら前向きな気分にさせられている事に気がつくだろう。すべてを犠牲に息子の回復だけを、願い過ごした日々の苦しさはそのまま夫婦の強さになり、アダムへの愛へとつながるのだ。


難病の悲しさよりそれによる夫婦の結束の強さと愛の深さを瑞々しくスタイリッシュに描くことで、それでも人生悪くないと思わせてくれる。

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