おとし穴に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『おとし穴』に投稿された感想・評価

( 復帰期間中につき一言感想のみ )

これも安部公房なんですね。
『煉獄』未読なのが惜しまれる。

この手の作品が黒澤等三羽烏の同時代に作られているというのが、やはり映画を国籍が同じだろうと一括り…

>>続きを読む
arch

archの感想・評価

4.2

「なぜ殺されたのか」
多くの映画がその上映時間を掛けて解きほぐすその問いを、この映画は永遠の謎として不気味に振り回す。
殺された男は幽霊として事件にまつわる人達を傍観していく。当たり前に幽霊がいる世…

>>続きを読む
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

勅使河原宏監督は、安部公房の原作を、何本も映画化している。

炭鉱で働く子連れの男(井川比佐志)が、厳しい仕事をしていると現場の人から「この写真は君じゃないか?」と聞かれて確かに自分が写っていると答…

>>続きを読む
brian

brianの感想・評価

4.0

結局犯人はなぜ人を殺めたのか。
それがわからないまま映画は終わってしまった。
昔も今も不条理なことがあるということを改めて思い知らされた。
セリフの中で、幽霊から見ると人間は鬼みたいであると。なるほ…

>>続きを読む

生前は経済的に死んでいた街=ゴーストタウンが死後訪れると幽霊で賑わう生きた街になるところ好き。呆気なく命を奪われる泥や汗にまみれた貧しい者と対照的に、汚れひとつない白いスーツの死神がまぶしくて不気味…

>>続きを読む
su

suの感想・評価

4.2
生者と死者の描き方が世界のレイヤーを分離したり統合したりするような感覚で面白いカッコいい。グラフィカルな遠景カットが堪らないです。
udonco

udoncoの感想・評価

3.7
安部公房のハナシ
武満徹らの独特な音
謎な田中邦衛
主演が井川比佐志てのがよいね
成田三樹夫の髪型した佐藤慶みれた
緑

緑の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

死んだらそれまでよと思っていても
空腹で死ぬのが怖くなる作品。

序盤は流しの炭鉱夫の仕事話の様相だが、
みるみるうちに安部公房のわけわからん世界へ。(褒めてる)

普通に考えたら炭鉱経営者が絵を描…

>>続きを読む

安部公房の原作を、安部公房自ら脚本化。
原作未読ですが登場人物達は謎に包まれたまま、映画を観てるこっちにだけに気づかせるシナリオは圧巻。
いやあ、すごいものを観てしまった。。。

あの警官どうなるん…

>>続きを読む
teru1962

teru1962の感想・評価

3.6
やはり初手は暗中模索。しかし、ロケーションやショットはクール。田中邦衛は、どこか仁義なき戦いのヌメッとした感じに近い。

あなたにおすすめの記事