T太郎

マーサ、あるいはマーシー・メイのT太郎のレビュー・感想・評価

3.0
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人間ドラマ、あるいはサスペンス映画。
とにかく物語は静かに淡々と進んでいく。
起伏に乏しく、ドラマチックな展開はない。
途中、かなり寝てしまった。
面目ない。

だから、細かい部分、あるいは重要な場面を見逃している可能性がある。
面目ない。

物語は現在、あるいは過去を行ったり来たりの二段構えだ。
まあ、よくある手法である。

主人公はマーサ、あるいはマーシー・メイという若い女性だ。
本名はマーサである。

彼女は2年間、若い男女の集団と暮らしていた。
カルト教団だろうか。
リーダーの男は妙にカリスマ性があり、彼らは森のはずれで自給自足の生活をしているのだ。

このグループでマーサはマーシー・メイと呼ばれていたのであるが、彼女の入信(?)以降の2年間が描かれる。
これが、過去のパートだ。

現在のパートは、マーサがグループを抜け出し、姉夫婦の下で生活する様子を描いている。

わずか2年で一般常識を忘れてしまったのか、あるいは何らかの洗脳がまだ残っているのか。
マーサは姉夫婦が戸惑うような言動を繰り返すのだ。

以上の過去、あるいは現在の物語が、変わりべんたんに語られていくわけである。

私はエリザベス・オルセンが大好きだ。
こんな事はめったに言わないのだが、結婚してあげてもいいとさえ思っているくらいなのだ。
(何様?)

そんなえりにょん、あるいはエリリンの主演作品である。
私は期待に胸を膨らませながら、この作品を手に取ったのだ。

しかし、どうも乗り切れなかったのである。
一体なぜ?

静かな、あるいは地味な映画が嫌いな訳ではない。
これまでにも多数の静かな、あるいは地味な映画を機嫌よく鑑賞してきたのだ。

難解、あるいは複雑な物語でもない。
分かりやすいストーリーだと言えるだろう。

、あるいは私の体調が悪かったのかもしれない。
このところ夜更かしが過ぎて寝不足気味なのだ。
多分、そのせいだと思われる。

次回は心身ともに、あるいは身も心も完全体な時に鑑賞したいと思う。
T太郎

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