このレビューはネタバレを含みます
[ヤフー分(2016年05月09日 22時24分)]
テレビで鑑賞
リンカーンでまず思い出すのは、映画「幕末青春グラフィティ~坂本竜馬」の武田の台詞(笑)
同国民が敵対するのって、この前見たNHKの「映像の世紀」のベトナムや朝鮮半島を思い出した。
アメリカの大統領って結構殺されてるんだよね。
トップなのに。
国が大きいというのもあるけど。
独裁以外の他のトップと違って、安泰とは違う。
逆に、それだけ力や指示がある人がなる、それだけの志があるってことかも。
映像の派手さとか華やかさみたいのはないけど、なんか気迫というかアツさが伝わってくる(^^)
また「映像の世紀」が思い出されるけど、金で政治が動くようになった。
自国だけでなく他国も。
それがすごくわかる。
が、正しさのためであっても肯定はしない。
どんな理由があっても黒は白になったりはしない。
一点でも黒があるなら、それを自覚して行動すること。
おそらく、善悪を持つようになった人すべてに当てはまるだろう。
自覚のあるものだとは限らない。
善悪という価値観にゴールはない。
役だからなのかわからんけど、リンカーン、ほんと頭いいな。
知識が幅広く、それが抽象的というか汎用的というかに消化されてる。
だから応用しやすい。
全然関係ない分野にも活きてくる。
自分も意識してるところ。
知識としてではなくその本質だけを取り込む。
トップの苦悩。
そうだ、同じようなものを見たのを思い出した。
映画「英国王のスピーチ」。
ふと憲法九条がよぎった。
正しい正しくない、変える変えないではなく。
どうするにせよ、これだけの深さが必要だと思った。
現時点で、その深さに足りているのか。
とはいえ、奴隷制の場合、南北戦争とのタイミングも絡んでたけど。
いつからかわからんけど、最近知ったのは、今って議員の一人一人が採決にどう対応したかわかるんだよな。
自分の地区の選挙管理委員会とかのホムペ見るといいかも。
若い人も参政するようになるみたいだし(^^)
日本と違うのは、採決に大統領はいないんだな。
そこがちゃんとトップと議会が分かれているところなのかも。
とはいえ、日本じゃこの状況だとまとまらなそうだけど(^^;
逆にいえば、向こうは議員もトップもそれだけ強く能力も高いってことかも。
そして、事を成すと逝ってしまうのは偉人の常。