このレビューはネタバレを含みます
白黒が一層事実見を印象付ける。静かに狂気を見ている感じ。これは事実です、と言っているようだ。
殺し回るのは悪いことだし、あのひとたちに罪はないけれど、彼の言い分には共感するところがある。女性の権利を叫ぶ人ほど、男の責任も負担しようという気がないよね。
女性の地位か虐げられているのはわかるし、男女平等であるべきなのはわかる、が、なにかがおかしい。
さて、生き残って仕事をして妊娠した彼女は果たして犯人の彼のいうとおりの人生なんだが、、、彼女の最後の言葉は、犯人のようにならないように、女性だからって遠慮することのない世界へ!という結びだったが、、、
はたして彼のやったこと、それが何を彼女にもたらしたのか、事態は好転した、と言えるのだろうか?
あとで女優さんを調べる傍ら、実際の事件を調べたら、女性か入学したために試験に落ちた男の逆恨みだったらしい。それはダメだろ。