ゲームの規則に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『ゲームの規則』に投稿された感想・評価

しゅう

しゅうの感想・評価

4.0

ジャン・ルノワールの代表作。
上流階級の人々の華やかだが、薄っぺらく虚栄に満ちた姿を描いている。
友情、恋愛、お節介が交錯する様を見事に捌くルノワールの手腕は素晴らしい。
ジャンルとしては喜劇になる…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.8

【そして誰もいなくなった🍂】

これは映画史上に残る「名作」というより「人を食ったカルト作」という雰囲気が濃厚な、ブルジョワ達による愛憎悲喜劇。

全編に渡って即興的で何をしたらいいのか不明瞭な点が…

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ミュッセの戯曲「マリアンヌの気まぐれ」に想を得て、上流階級の恋愛ゲームを描いた社会風刺劇。
興行的には惨敗したが、後に「カイエ・デュ・シネマ」で注目を浴び、ジャン・ルノワール監督の最高傑作とされ、フ…

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破壊

破壊の感想・評価

3.0


外国人の顔を見分ける能力が低すぎて誰が誰だか分かんなかった。上流階級の男女のいざこざ。みんな不倫していてキショい。中盤に出てきた狩猟でウサギや鳥がどんどん撃たれていくシーン、いやだなあと思ってたら…

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odyss

odyssの感想・評価

3.5

【戦前のフランス上流階級】

ジャン・ルノワール監督作品。1939年製作、モノクロ・スタンダードサイズ。 

第二次世界大戦前夜、妻と愛人の間で悩む貴族、彼の妻に思いを寄せる飛行士、貴族の友人、召使…

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詩的レアリズムなんだけど、撮り方が市民ケーンなのが映画史で特異な存在感を放つ
てん

てんの感想・評価

3.8
初ルノワール
屋敷の中の修羅場の4乗みたいなシーンは良かった

このレビューはネタバレを含みます

・貴族社会と彼らの暮らしぶりが味わえる華やかな映画だった
・差別的な発言や動物殺しは今では作れない映画だろう
・少しタッチ軽く不倫をしていくのもフランス貴族らしい

Qu'est-ce que ça…

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 恐らく、J.ルノワールが50年代に撮った最良の作品は、『草上の朝食』(1959年作)であろうが、自分の父、有名な印象派の画家ピェール=オギュスト・ルノワールの南フランスにあった別荘で撮影した、この…

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Cia

Ciaの感想・評価

4.1

不倫の末、破滅の一途を辿り最悪の結末を迎える物語。
なのに、終始軽薄で楽観的で悪びれることのない人々。なぜなら「ゲームの規則」であるから。
こちらもその解せぬやり取りに、自分の恋愛観や結婚観を激しく…

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