さめふり

インセプションのさめふりのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン監督ならではのひねりにひねった構成はさすが。
今夢だっけ?現実だっけ?って油断すると観てるこっちもわからなくなりそう。
夢と現実の時間の流れが違うっていうのも頭こんがらがるけど、ラストでめちゃくちゃ良い働きをしてくれておもしろかった。
でも設定を盛り込みすぎて尺が足りなくなったのか、モルに尺を使いすぎたのか、他の登場人物像が薄っぺらくなってる気がした。
設計士とか調合士とかもうちょっとそれぞれのキャラクターの特徴を生かしてほしかったな。
アリアドネが街を折り畳むところとか鏡のところとかが良かっただけに、後半はそういう活躍が全然なかったので残念。
ラストはどっちかはっきりしないけど、コブが結婚指輪をつけてないからたぶん現実なのかな。
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