さめふり

竜とそばかすの姫のさめふりのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

Uの世界の映像と音楽は良いけど、現実世界のストーリーは正直もやもや。
むしろ現実世界がおとぎ話すぎて不快まである。
母親の死も救助で一番やっちゃいけない行動だし、しのぶくんがいなかったら自分の娘が死んでたかもしれないのに、ただの無謀を美談のようにしないでほしい。
ラストも何であれだけ大人がいるのに女子高生が一人で助けにいくのかが意味不明。
てか結局何も解決してないのでは。
美女と野獣のオマージュならデリケートな虐待問題に軽率に踏み込んだりせず、鈴としのぶくん、それか恵くんとのラブストーリーに留めておけば良かったのでは。
何も考えずに楽しんで観るのが正解なんだろうけど、ひとつ細かい部分が気になると次から次へと疑問が湧いて集中できなくなってしまう作品だった。
なんか色々ともったいない、が一番の感想。
恵くんのビジュアルが好き。
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