このレビューはネタバレを含みます
ねーーーーーーーーーーーーー最後どっちーーーってなったーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
冒頭のシーンが、虚無の世界に囚われた渡辺謙をレオ様が助けに行ったんだと分かった時はトリハダ!!!
テネットの予習にと思ってこのタイミングで見てみた今作。
2時間以上の長い映画見るの久しぶりだし集中力もつかなーと若干不安だったけど、蓋を開けてみれば自分が思った以上に入り込んで見たので、148分があっという間だった。
複雑すぎて、何が面白かったとかは言えない。でも確かに面白かった。
キックのタイミングを全部の階で合わせるの絶対難しいやろうに、あんなに目覚めてすぐタイミング良く次の階にホイホイ戻れるもんかな。
下に行くほど時間が長めだからできるのかな。
でも、今回は強い鎮静剤のせいで死んでも虚無に囚われるだけだって言ってたのに、なんで最後の渡辺謙の時は戻ってこれたんだ?
2人でキックにキックを重ねたのかな?
てゆーか川に落ちたのも夢の中なはずなのに、そこからはみんなどうやって戻ってきたんや?
CAが叩き起こしたのかな?
などなど、インセプションでも見終わってこれだけの疑問が出てくるのに、テネット見たらどうなるんやろう…
私の頭で理解できるのだろうか…
私の予想では、最後子どもと会えたのはマイケル・ケインさんの夢の中かな。
根拠も何もないただの勘だけど。
マイケル・ケインさんはただのおじいちゃん教授ではない、ただ者じゃない感をいつも醸し出してるからなー
(ダークナイトの執事とかキングスマンのボスとか)
キャストがめちゃくちゃ豪華なんだけど、ダークナイトの面々が多すぎて途中から、これダークナイトの話だった?ってなった笑
お気に入りはアーサー。
500日のサマーからえらい変わり様だけどちょっとブラックなジョセフも好き!
アクションもキレキレだったなー。
映画ではよくこういう真面目なキャラが損をするので死んでしまわないか心配したけど、無事帰れて何より。
渡辺謙はけっこうメインな感じのキャストでブイブイ言わせてて、あのメンツの中に渡辺謙ってやっぱりすごいんだなーって思った。
あとトムハーディはいつものようにガンガン敵と戦ってた。若干脇役気味な役だったけど…
モル役の人は、ミッドナイトインパリにも出てたなぁ。
あのちょっとかすれた声と謎めいた感じが魅力的!
ドムの夢の中のエレベーターで、エレベーターの柵の外に取り残されて、上がって行くドムたちを見る髪の毛越しの目が怖かった…あの目は人間の目じゃなかったわ…
現実と夢が逆になって夢に溺れる姿、大熱演でした。
私も映画の中の人と同じように、現実と夢とどの段階の夢かでしっかり惑わされた。
そういう意味でも「えーこれ夢なん!?」って感じで映画というよりアトラクションみたいに楽しめた。
あーー楽しかったーーー!