このレビューはネタバレを含みます
スペイン産、
アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の、風刺コメディ。
原題は作中でも語られる広告コピー「人生のきらめき」なんだけど、本作はメディア風刺でもあるのでブレイクを意味する「刺さる」がダブルミーニングになってる邦題のが気は利いてるとおもいます。
社会的に無要とされた(と思い込んだ)男が転落事故から一転、注目の的になる皮肉を描いております。
この男が只々フツーに暮らすフツーな人で、周囲の自分勝手で不愉快な振る舞いに困り果てる様は、ちと辛辣過ぎて笑えなかった。
ラストの辛さもスペインらしい。