「中途半端で気持ち悪い下ネタと嘘くさい家族関係」が気になる監督
今作は骨壷を太ももに挟むシーンがある。なんとも直接的で、耽美とかフランス映画のエロスとは真逆。そのフェティシズムにはついていけない。…
描きたい事はわかるしちゃんと描かれてもいる、でも感情の本質的な何かがいまいち届いて来なくて、登場人物の気持ちになると言うよりは遠くから客観的に見ている、そんな感じ。もしかしたら話が綺麗すぎるのもある…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「湯を沸かす〜」も「チチを撮りに」もそうだったけど、中野監督はどこか「欠けた」家族を欠けたまま肯定するというか、むしろ欠けてるからこそ充たされる瞬間があるというのを描くのが巧いなと思う。
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