百合系メロドラマ。だからと言ってドロドロはしてない。終始品があって女優陣や映像や美術、レトロな街並みなど、極めて美しく上質なものとなっている。女性のほうが響きやすい映画かなと思った。
直接的なことは…
ブルージャスミンの主人公とは思えないケイトブランシェットのたたずまいと、
ドラゴンタトゥーの女とは思えないルーニーマーラーの凜とした表情。
そして、50年代の映像表現を突きつめたその先に、今の映画…
ルーニー・マーラとケイト・ブランシェット。恋に落ちる時の微妙な目線や小さな仕草がとても繊細に、とても丁寧に描かれる。心という概念的なものの動きを最上級の方法で物理的に写していると思った。普通ではない…
>>続きを読むふと思い出して観たくなった映画。
今回で3回目の視聴。
原作はパトリシア・ハイスミスの小説。
彼女は死後に残された日記やノートから、レズビアンであることが公然となった人物だ。
『キャロル』はハイス…
このレビューはネタバレを含みます
「天から落ちてきた人」
テレーズにピッタリの言葉だった。
ずっと見ていたい可愛さ、綺麗さ。
キャロルと会わない日々でのテレーズの成長も良かった。
ランチの誘い、家への招待、旅……すべて受け身だった…
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