robin

セッションのrobinのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
5.0
作品によっていろいろな役割があると思うんだけど、この映画は自分の中の”やる気”を起こさせてくれます。
フレッチャーは良い演奏を知っているけれど、自分ではそれができないからか、天才ミュージシャンを発掘することに全精力を傾けている音楽の鬼。
ほかの指導者とは比べ物にならないほどの真剣さで、才能あるミュージシャンを選んでは、耐えがたいほどの厳しい指導で演奏を叩き込む。
フレッチャーが指を上げた瞬間、自分もスタジオに同席しているかのような緊張感が背筋を走る。
アンドリューも家族の集まりでの発言から、音楽に対して犠牲をいとわないことが伝わってくる。
本気には本気でぶつかり合わないと才能は開花しないのか?

自分に喝を入れたい時見ると刺激をもらえる作品です。
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