群れるイメージのないヴァンパイア達を一つの古城でシェアハウス生活を送り、それをドキュメンタリーとしてお送りするという設定にまず脱帽した。監督はセンスの塊か。
吸血鬼のイメージを逆手に取った緩いギャグが満載。個人的には浮き方がなんかぎこちないのがツボ。
個々のキャラクターを際立たせるための会話のやり取りや仕草なんかは『ソー:ラグナロク』にも見られる監督の手腕だと思う。あと役者としてのワイティティ監督はやっぱり魅力的でお茶目。
ヴァンパイアだけでなく狼男やゾンビなんかも出てきててんこ盛りなのに、90分以内に収めてるので満足度は高い。