ねこねここねこ

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮のねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

せっかく保護されて助かったと思ったのも束の間、そこは安住の地じゃなかった。

何か違和感を感じるトーマスに別のメイズから来たエリスが実態を見せ、そこからの逃亡劇。
フレアに感染し、ゾンビ化したクランクに襲われたウィンストンは抗体を持ってるはずなのに徐々に感染兆候が💧
もし自分がゾンビに噛まれたら、人間のうちに尊厳死を選びたいなぁ、だからウィンストンの選択はよくわかる。

途中出会ったホルヘやブレンダと合流するがブレンダはクランクに噛まれている。
やっとレジスタンス組織RAと連絡が取れる場所に辿り着いた時、エリスは同じメイズにいた仲間と再会し喜ぶが、ブレンダが感染していることでリーダーのヴィンスに殺されかける。しかしトーマスの輸血でなんとかゾンビが抑えられる。
やっと安全なRAに辿り着いたのに、テレサの裏切りでWCKDに襲撃され、ミンホが連れ去られる。
ミンホを連れ戻すと言うトーマスにニュートは無茶だと反対するが、トーマスの決意を聞いてヴィンスを初め、みんなで奪還することを決意。

なんだかストーリーも迷宮化しそうな予感。
それにしてもテレサ、もともと好きになれなかったけど、ホントむかつく💢
こういう自分勝手な正義を振りかざす奴って始末に負えないよね。

人類をフレアから救うための薬を作るというのが目的のはずのWCKDだが、ベクトルがズレてる感じだし、やり方が強引で目的のためには手段を選ばず犠牲が出ても平気という点がそもそもトーマスが情報流出させた原因だろう。
そんなWCKDが正しいのだと信じているテレサは、RAのDr.メアリーが殺されても
まだ自分は間違ってないと思ってるらしい。
そしてトーマスとテレサはもともとどんなに関係なのか微妙。

それにしても人間ってゾンビ🧟が好きだね💦
世界の終わりが近づくと必ずと言っていいほどゾンビが出現し、その抗体を持つ人間も登場。しかもゾンビは年々すばしっこくなって、すごい勢いで走ったりするから、ウォーウァーと唸りながらノロノロ歩いてたゾンビが懐かしい。そのうちゾンビが高度な知能を持ち始めるかもしれない。
映画「ウォームボディーズ」なんてまさにそんなストーリーだし。

話が脱線したけれど、ストーリー自体はよくあるもので、人類の苦境の時に特効薬を作ろうとする組織、今回はWCKDが変に力を持ってしまい、横暴な存在となり、それに対抗するレジスタンスがいて、そのレジスタンスには必ず特殊な力を持つヒーローがいる。ヒーローには信頼できる友がいてヒーローを支える。レジスタンス側は苦戦を強いられるがヒーローのもと一丸となって闘うという流れ。

沙漠のシーンが多く、撮影は大変だっただろうなぁ。
そしていよいよメイズランナー3へ!