ユニヴァーサルのテレビ映画。
同じユニヴァーサルのテレビ映画『戦闘機対戦車』(1973年)と同じく、やはりユニヴァーサルのテレビ映画『激突!』(1971年)のエピゴーネンで、要するに『激突!』をスピルバーグが当てたので、二匹目の泥鰌、三匹目の泥鰌……というわけです。多分。
そんな志の低い作品(多分)ではありますが、無人でうろうろしているブルドーザーが結構不気味で、いい味を出している。
パワーショベルとブルドーザーの戦いも『最後の海底巨獣』(1960年)みたいで燃える。
意外と娯楽映画としてのツボは押さえているような気がします。