春琴抄 お琴と佐助に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『春琴抄 お琴と佐助』に投稿された感想・評価

あぱ

あぱの感想・評価

4.0
映像化として素晴らしい。春琴と佐助のやばい二人だけの世界があまりに再現されすぎてた。田中絹代の演技が見事。台詞回しが綺麗。
o

oの感想・評価

3.8

江戸末期が舞台だから昭和10年の制作当時としても100年近く前の古い時代を再現した作品だけど、田中絹代も高田浩吉も自然で素晴らしくて本物の春琴と佐助を見ているように錯覚する。

田中絹代「佐助、もう…

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TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.4

原作発表から二年後の映画化だから、当時の倫理観や社会の空気を感じることができた。
妊娠のエピソードとラストの針の描き方はこれが限界だったのだろう。あのあとの主観カットは驚き。
芸者と共に幇間がいるの…

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空を舞う小鳥
鋭さを感じさせる光。
今まで自分が鑑賞した谷崎原作作品の中で
最も気高く、凛とした女性美と明確な主従関係
二人しか分かち合えない究極の愛を感じた。
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0
小村雪岱の舞台美術。確かに俯瞰した屋敷の構図は美しい。針の怪しい煌めきに自傷と愉悦の二律背反。

音声が年代劣化によって何と言っているか分からなかった所もあったが大筋は原作通りなので気にせず楽しめた。
田中絹代がとても美しい…気品のある美しさは想像通りの春琴そのものだった。
俺なら針じゃなくて指…

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ガク

ガクの感想・評価

3.5
原作のイメージ通りの上品さが漂っていて良かった。あまりにも違和感がなかった事に驚き。
大学の体験クラスで一部分だけ観ました。かなり興味深い内容でした。
deenity

deenityの感想・評価

3.0

小説でははっきりしなかったシーンをこの映画は示している。春琴と佐助が肉体関係をもつことをはっきりと書かなかった谷崎の春琴抄。そこをこの映画はうまく表現している。

まず別の部屋で練習中の二人、次に二…

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