乙女ごころ三人姉妹の作品情報・感想・評価

『乙女ごころ三人姉妹』に投稿された感想・評価

たむ

たむの感想・評価

3.5

成瀬巳喜男監督が松竹からPCLに移籍した最初の作品です。
川端康成原作のいわゆる芸道ものになるかと思いますが、繊細な映画です。
世代間の葛藤は、個人的な感情と家族との間で引き裂かれていきます。
切な…

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 フルムービー

 https://youtu.be/FVVsZpJLHls?si=pTInyEaTOGPKGEYw

浅草歓楽街が変貌しつつあった。映画街の形成、レコードの普及、キャバレーでのダンスの隆盛。そんな中、時代遅れの三味線を弾いて唄いながら飲み屋を廻る門付堤真佐子と、母林千歳から許されダンサーとなった妹梅…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:文芸作品:PCL:日本映画傑作全集〗
1935年製作で、川端康成の小説『浅草の姉妹』を実写映画化の文芸作品らしい⁉️

2024年102本目
のす

のすの感想・評価

4.3

お染の苦労と姉妹を思う優しい気持ちが沁みた。堤真佐子が素晴らしい。現代にもある三姉妹の物語はやっぱり歴史が長いなと感じる。ラストシーン良かったなぁ。レコードの音飛びも耳に残る。幸薄な感じ漂う姉妹が出…

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とっ散らかってるけどラストショットが決まると唸らされるよなあ。お染の健気さに泣ける。まただめ男が出てくる笑

タレ目の主人公が高峰秀子そっくり。成瀬はあの顔好きなんだな。姉妹のため不幸を引き受ける中間子。救いのない話でも、長屋のお隣がのんきに三味線に合わせて桶作ったり、少女が包み紙のあんこ拭って食べる場面ぶ…

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トーキー1作目、ラスト完璧。
ラストまでが全部過程って感じ。
mat9215

mat9215の感想・評価

3.5

成瀬巳喜男の音声映画一作目は、前半、音楽映画のごとく音楽にあふれる。三味線、歌、レビュー。レビューのラインダンスはキレが悪くて微笑ましい。後半はぐっとメロドラマに振れる。1935年から1940年代の…

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ニシ

ニシの感想・評価

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会話切り返しワンショットがそれぞれの不一致を指すなら、ツーショットはそれぞれが同じ方向を向き手と手を取り合える関係を指すだろう。姉夫婦妹夫婦をツーショットに導き1人死んでいく次女に泣く。

次女と三…

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