主人公を含めて登場人物たちはみなドラマのなかで人間として存在しているけれど、誰一人としてアメリカ映画のように理論的に動いている人はおらず謎めいた言動や行動を繰り返していくので観客はそんな不条理なドラ…
>>続きを読むジャケットの美しい女性に惹かれて観たけれど、どこにも出演していなかった。
ストーリーは、蒸発した妻が忘れられない京平。雨の夜に立ち寄った港町のバーで出逢った美和と良い仲になるが、その美和が取る謎めい…
あの手この手の見え透いた嘘で男を試す女と、意外とそれが嫌じゃない男。
話が進むにつれ、実際生きてるなかで行動原理なんて明確なもの本当にあるのか?という気になってくる。ラストのキレでさらに加点。あと終…
【愛情も上書きできますか?】
冒頭にオリジナル尊重テロップ出ると期待してしまう癖。
ドレッサーに資生堂のオードルックスが。
少し前に見た目が可愛くて紫色のオードルックス買ったら"おばあちゃん"の香…
途中まで火サスっぽいが、なんだかおかしな方向に。宮下順子と青木リサは本当の姉妹ではないのかもしれない。2人が何故石津康彦を騙すのかと、彼は本気で妻を探す気があるのかが分からない(おそらくその気がない…
>>続きを読む清々しいくらい意味不明でどうしよう俺だけだったらもう映画観るのやめなきゃいけないと思ったがそう言う作品らしいので良かった。安部公房、ロブ=グリエの名前が挙がるのも当然と言える不条理っぷり、何も解決せ…
>>続きを読む加藤彰の映画は常に何かを探し求める男女の映画だ。
そしてひょんな事から愛の迷宮に落ち込んで行く者が、もがきながら絡めとられていく様までを描き出す。
本作は宮下順子をキャストに得た事で、謎の女が男を吸…
ストレンジ演歌。煙に巻かれてしまってよく分からないけど、不思議な居心地のよさ。最後もテンションが上がる。が、よくわからない。アートフィルム的ないやらしさが一切なく、何も変なことは起きてないみたいな画…
>>続きを読む類まれなるエンドレスゲームの不可解な魅力は、時に幻想的、時にリアルで、まさにドラマ的官能がいっぱい。
セックスの毒と愛の妄想は、ドラマが進むにつれ登場人物それぞれのありようが不確かさとなり、果たし…