にゃん

バランサーのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

バランサー(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

あぱれるくんに当てがうはずの彼女をあばれる君に当てた為にバランスを崩してしまったという流れ。あばれる君に起こる小さな不幸が本当に面白いし、1番面白かったのは食堂で手にしたおしぼりが臭かった件。バランサー(斎藤工)が「股間を拭いて置いておいた」としれっと言い退けるあたり面白い。
そして最後のウケたのかウケなかったのか微妙なラインのネタも、あばれる君的にはきっと全力でやってるからこそどっちか分からず面白い。

声を出して笑いました。笑



ストーリー↓
お笑い大会への出場を決め、恋人も応援してくれ、公私ともに充実したピン芸人のあばれる君。そんな彼の前に、人生のバランスを司る不思議な存在“バランサー”の青年が現われる。彼によると、人生は幸運と不運が釣り合うはずなのに、あばれる君の人生は極端に幸運に偏り、このままでは彼の母親が突然死んでしまう大きな不幸が起こるという。あばれる君は小さな不幸に襲われ続けることで、人生のバランスを取ろうとするが、小さな不幸ではバランスを取り戻すことが出来ず、母の命を救う為に"彼女と結婚する未来"と"芸人として成功する未来"の選択に迫られる。
ついにお笑いの選考会の日。彼女をとるなら面白くないネタを、芸人をとるなら面白いネタをしろとバランサーに言われ披露するネタ。「今から皆が予想しない言葉を言います!…ロマネコンティ!」失笑にも近い笑い声。これはどっちなんだ…?
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