ミミック

存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48のミミックのレビュー・感想・評価

2.7
監督はNHKの音楽番組や「AKB SHOW!」を手掛けるプロデューサーの石原真。
メンバー愛が強いのか、とにかく沢山のメンバーが出てくるが映画としては散漫な印象。インタビュー映像が中心なので第2作のような壮絶な舞台裏は出てこない。
結成10周年を迎え今後も続くために受け継がれるバトン。高橋みなみ卒業を経て新たな章に入ったのを実感するメンバーたち。
劇中期待の新星として紹介されたAKBファンの15期向井地美音は2年たった現在次期総監督に任命され、15期セレクション落ちの荻野由佳はその負けん気でNGT1期になり2年で総選挙4位まで駆け上がるのを見るに、若いアイドルの消費のスピード感は凄まじいことが分かる。
メンバーでは父との約束が果たせなかった13期岡田彩花、ジャカルタに移籍して成功する仲川遥香、台湾から単身日本へやって来たマチャリンが印象に残った。
AKBの初期メンには若手バンドのような雑草魂があったと語るつんく♂。
総選挙は町おこし。
文春記者へのインタビュー部分だけ、カメラの撮り方やアングルでとにかく悪く写るようにしてて笑う。
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