光のノスタルジア、真珠のボタン
二作品観てきて、監督の真意が伝わってきました 。
もしかしたら「 チリの闘い 」から鑑賞しなくて、自分にとっては良かったのかも、、と笑
おそらくこの二作品…
パタゴニアの先住民族は、人は死んだら星になると考えていた。監督は、そんな彼らの魂の救済を意識している。
映画に登場する、二つの真珠のボタン。それが共通してつなぐのは、奪われた者たちの物語。
2つ…
チリの海底で発見されたボタン。
祖国と自由を奪われた原住民の歴史が刻まれていた。
真珠のボタンと引き換えにイギリスに連れて行かれたインディオは国に戻ってももう昔の自分には戻れなかった。持ち込まれた…
文字の発明を以て人類史最大の転換点とするのなら、地球史のそれは海の誕生にあるだろう。あらゆる存在のきっかけとしての海。それは時間や空間の輪郭をすら曖昧にする。その無限の振幅は、やがてあるひとつのボタ…
>>続きを読むボタン、キターとなりました。
壮大なチリの風景と悠久の時間を、とつとつと語りながら、悲劇の歴史を見せてくれる。
とても遠い国なので、あまり、歴史については知らずに、初めて聞く話ばかりだった。
…
見ていた時は眠くなるような気持ちだったのに、終わってから心に重い何かがあるように考えさせられた。今、ラテンアメリカでヨーロッパの言葉が話されているのは一体どういった背景があるか、知った時考えさせられ…
>>続きを読む(c) Atacama Productions, Valdivia Film, Mediapro, France 3 Cinema - 2015