大杉漣さん演じるおじ様、
すべてを受け入れて、空想に生きてるような
まさに、小説家といった姿が素敵。
一瞬,一瞬を欲望のままに生きる
まるで,小説の事件を書くように。
二階堂さんは金魚役。
クリクリした瞳と持ち前のお転婆感が気持ちいいくらいに気味良く、妖艶的であったのはさすが。
物語をかくことによって、人を造形して浮かび上がらせる。人生の空虚感をそれによって穴埋めしてたけど、
儚さはやっぱり消えなかったという事でしょうか。
辛い災害にも遭ってなんと生きながらえた。
けど、生きてる事の儚さ、命の儚さっていうのもついて回るのかなあ。