このレビューはネタバレを含みます
セリフも音楽も効果音もない完全に無音の65分くらい。知らなかったもんで思わず1回スピーカーのチェックしたわ。
「映画」とか「活動写真」という字面だけ改めて見ると、むしろこれこそ本来の意味での「映画」…
混沌や暴走から遠く離れて、無邪気さや混じりけのない純粋さゆえの狂気を愛するガレル。男と女と子供で一時間の白黒サイレントを撮れる図々しさがガレル。アバンギャルドのようで狙いはハッキリしてて、そのあざと…
>>続きを読むどこかに放り出されている気分だった 受動的な旅みたいな ガレルは中期が好きだけど、挑戦的な態度が垣間見えるようなところから若さを感じた 人生が映画と結びついている監督の作品は良いですね、わたしはそう…
>>続きを読むフィリップ・ガレル20歳の頃の初期モノクロ・サイレント作品。
登場人物は夫婦と子供(無邪気な男の子)の3人。
暗い部屋。二段ベッドに座る子供に懐中電灯の大きな影。
ドアから入ってきた男(ローラン・…
フランスの前衛作家フィリップ・ガレルの初期の作品です。すでにアンディ・ウォーホールのファクトリーに出入りしていた頃ですね。映画というより、動く写真の展示です。これを映画と言われれば「滅びてしまえ!🤬…
>>続きを読む[三人家族の"横移動"] 80点
フィリップ・ガレル鑑賞二作目。横移動っすよ横移動、横移動が凄いんす。私にはそれくらいしか分からない。67分間完全無音という表現の極北みたいな映画シリーズ。余りにサ…