午後の網目の作品情報・感想・評価

午後の網目1943年製作の映画)

Meshes of the Afternoon

上映時間:14分

4.1

『午後の網目』に投稿された感想・評価

伊達巻

伊達巻の感想・評価

5.0

わたしが視るもの。あなたが視ないもの。赤い舌の上の鍵は白いシーツの上のナイフ、眠くて目を閉じる疲れた午後の網目。初めてサイレントで観た。静寂で観てこそ最も美しい映画だと思った。こんな映画をいつか撮り…

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YukiSano

YukiSanoの感想・評価

3.5

アヴァンギャルド映画の女神マヤ・デレンのカンヌ映画祭実験部門グランプリ作品。監督で主演。

デビッド・リンチが敬愛するほどのシュールレアリスムの始祖。

作品の完成度もさることながら、その妖艶な美し…

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日常の裂け目を覗く。鏡面の使い方は意味わからないけど面白い。
夫?を静止する女性のショットが、『殺しのドレス』そっくり。
リンチがマヤ・デレンを参照したのは聞いたことあるけれど、デ・パルマってどうな…

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すわ

すわの感想・評価

5.0
前衛的で理解できないけど引き込まれる何かがある。理解できないから魅力的で美しい。最高でした。
mymy

mymyの感想・評価

-
誰もいない部屋の窓のカーテンが揺らめいてるサスペンスみよ!(ブレッソンのやさしい女みたい?)
シーツの上のナイフを観た時にこれを見るためにここにきて良かったなあって久しぶりに思った。
ホルモンの包丁ハサミカッターナイフドスキリを思い出すイメージの変遷。
自然に反復はあり得ないので、それだけでどきっとする良さはある。
夢すぎる。今ここが限りなく曖昧。進んでるのか退いてるのか上がってるのか下がってるのかすらまるで分からない。無限に引き伸ばされた時間と、鉛のように重い肉体の感覚。出口が見えなくて息が詰まる。
理解できないことに対してはやっぱり、なんとなく怖いって感覚を覚える。日本的な音楽が余計怖いって感じた。ループする度に増えていく自分。キーとなる演出はたくさんあるけど、どれも不穏な感じ。
NEZUMI

NEZUMIの感想・評価

3.6
鑑賞記録

面白い手法だった

これ観て思ったんだが
リンチさん、パクッたか?
「ロストハイウェイ」
思い出しちゃったよ

ちょっと難しいかった!
けどループになっていて、色々なもの(花や鍵やナイフ、電話などなど)が何かトリガーになっているのかなーとか同じシーンが何回か出てきてそれはどういう意味があるのかなとか色々考えな…

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