S

彷徨える河のSのレビュー・感想・評価

彷徨える河(2015年製作の映画)
5.0
(コロンビア クベオ語・ウイトト語・ティクナ語・ワナノ語・スペイン語etc)

植民地支配、自然破壊や強制改宗等をアマゾン先住民の視点から描いた作品。

白人の声なら白人は聞く、白人を啓蒙出来る白人を助けなければ我々は終わる、このセリフは忘れられない。



この物語に彩りは無い、彼らの花に火をつけた時にきっと全て消えたのだと思う。カラマカテは本当に何処へも帰れず、すべき事も無くなった。
しかし最後には戻ってくる。カラマカテの姿も。そして彼も帰るべき世界を見た。

けどこの物語に彩りは無い。それはビジョンの中だけであり、彩りは戻らない。
S

S