このレビューはネタバレを含みます
どこがパーフェクトマンで完全犯罪なんだよこの野郎、と一瞬思うものの、結局こいつは盗作して名声を得た事も、銃を盗んだ事も、それがバレた奴を殺した事も、脅してきた過去を知る男を殺した事も結局やり遂げたんだよなぁ。
そう言った意味では完全犯罪で間違いないのかな。
こいつが最後に書いた作品の中身にも寄るけれど、子供を抱えた彼女が泣きながら朗読会みたいなのしている辺り、中身は罪の告白ではない感じ…？
映画としては意外性もなく、場当たり的な対応で知的な面が観られない処からも、やっぱり自力での作家としての道はなかったんだろうなぁ。
最後は雨の中窓から愛した人と自分の子供を眺めて去る、哀れ…って感じの演出になってるけど、こいつ2人殺してるから。哀れでもなんでもない。
