オペラ歌劇にもよく使われる素材でもある古典文学の映画。
ジェラールドパルデューが主人公のシラノを熱演。現代劇と見比べてしまうとモタつきを感じてしまうところだが、それこそが中世ヨーロッパの物語の良いところ。いわゆる“古き良き”である。
この純愛物語を初めて観た20数年前は大号泣しましたが、長い月日の流れは青年をおじさんにしてしまったようですね。ボロ泣きできなくなった自分にガッカリとビックリでした（笑）
物語は、見た目の美しさと心の美しさのどちらが女性を虜にするのか⁉︎なんて俗っぽい表現をしてしまいましたが、男性ならググッとわかる内容です。
なかなかレンタルでは見かけない作品ですが、最後の最後まで見応えのある作品ですから是非とも一度ご覧あれ。
ちなみに、現代劇として観るのならスティーブマーティン主演の「愛しのロクサーヌ」がオススメですよ！
