足らんティーノ

ディストピア パンドラの少女の足らんティーノのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まさかのゾンビ映画。
キャッチコピーの「カズオ・イシグロmeetsウォーキングデッド」に納得。
その斬新な切り口と、実在するタイワンアリタケというアリをゾンビ化させる菌をモチーフにして、「ゾンビ」というファンタジーに説得力を持たせるリアリティがあったのは良かった。


「マネをするだけの実験体だと思ってた?」
「・・・いいえ」
「私は生きてる?」
「ええ 生きてるわ」
「なら なぜ人間のために死ぬの?」

ラストの少女の行動はかなり唐突な感じがする。
博士との問答で、半ゾンビ子どもと人類が共生できないことを悟った少女は「パンドラの匣(胞子ツリー)」を開いて菌をばらまいた。
ってことかねえ?
次の世代(半ゾンビ子ども)のために。

2024-61/字幕
足らんティーノ

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