このレビューはネタバレを含みます
アメリカとは思えない静かなサイコホラー。大人2人のとてもとても冷静なものの言い方が怖さを引き立てる。
それが引っ張られているかのようなラスト。子供1人を失ったとて人生が冷静に続いていく。
あの息子に一体どんな力があるのかはわからないけれど、そういうものなんだろう。最初はゲイのカップルなのかと思ったけれど、自分の好意が受け入れられないとなったらすぐに呪うあたり、やはり子供なのだろうか。
この少年もアメリカ人とは思えないクールな顔立ちをしている。まるで北欧ホラーをそのまま持ってきたかのような雰囲気だった。
大した美形ではないが、それゆえにジトッとした雰囲気を醸し出す。この映画の核を担っている。