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レッド・スパローの先生のネタバレレビュー・内容・結末

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前から見たいなあと思っていたらアマプラに来たので早速見た。面白かった。

ロシアの女スパイというのは他でも見たけど、これはこれで面白い。普通のプリマから怪我で転落し、巻き込まれ、養成所に行き、本格的にスパイとなる。過程が丁寧め。

もぐらの正体は叔父さんだと思ってて、もぐらとCIAの男は恋愛的な関係にあり、叔父さんと似てるヒロインにも心奪われて……みたいなもんかと思ってたら全然違ってた。叔父さん結構好きだけどな。ムカつくけどな。本当のもぐらの正体がわかったときに、叔父さんを売るんだなと察してしまった。

もぐらのほうも、自分はもう殺されるとわかってるので、玄関の鍵はしめないし、良い酒と葉巻を吸って、たぶん奥さんが好きだった音楽をかけていたのかなあと思う。このシーン良かった。

最後も、CIAの男に話した自分の個人的な話として、最初のソロの時の音楽が電話で流れるの良かった。言葉ではなく音楽が流れて終わるの素敵すぎる。

アクションとしての見所はあまりなくて、結局個人との駆け引きばかりだったけど、緊張感があって、2時間20分があっという間だった。面白かったな。原作読みたい。
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