殺意が高いって話だけ聞いて観てみたらほんとに互いに殺意しかなかった。
そもそも動物の擬人化が好きじゃないから大丈夫か心配してたけど、こういうのならええんやな。俺がダメなのはテレビの動物番組とかで吹き替えで動物の意思を勝手に代弁してるやつなのであって、「そういう生き物」であるピーターラビット達には適応外だった。
人の理ではなく獣の理で生きる兎。そら殺し合いになる。
まあゆうてもコメディさのなかに殺伐加減が混じってるだけだから安心して見られるのは間違いない。映像美の中を兎が所狭しと飛び回って悪態をつく姿は思わず笑顔が溢れた。
獣の理のなかにあった友人関係や何かを愛おしいと思う気持ちは人のそれと同じように感動する。
ただアレルギー持ちにそれを無理やり喰わすのは普通にドン引いた。獣の理。
