この間の展示の後で見れてとてもよかった。というよりこれを見てまた沖縄の写真が見たくなったけど、生憎今日が最終日だった。
東松照明の沖縄の展示タイトルに食ってかかるところがハイライトだった。写真は記憶、創造じゃなくてドキュメントなんだ、あなたは自分の記憶でもって沖縄を撮ってる、本当に沖縄のことを考えてるのか、それじゃ沖縄は捉えられないですよ、などと言われ師匠東松照明は笑顔で何も言わない。僕は熱というものをね…とふわっとした答えで逃げるアラーキーも面白かった。赤ペンでHOPEに書く日記も良い。
記憶を失くしてもなおあの人を一つに貫いている、撮影というものが意識以上に行為として染みついたあの身体、カメラを構える時の無駄のない動き、身のこなしに感動した。隠し撮りした後の撮ったぞ！という本当に嬉しそうな顔にグッときた。
