このレビューはネタバレを含みます
イ・チョナ…
追悼 イ・ソンギュン②
(だいぶ間隔が開いてしまったけど)
シンプルな構成で気軽に観れておもしろかった。
少なくとも、ジャケと邦題のハードルは軽く超えてたと思う。
今作のイ・ソンギュンは王の役。
よくある王様像ではなく、ミステリーや化学に興味津々な無邪気な王様を演じる。
その王様イ・ソンギュンとバディを組むのがアン・ジェホン。
立ち位置的には、新しく仕えることになった史官。
この2人が、朝廷に迫る脅威や謎に立ち向かっていくというストーリーで、基本コメディテイストだが、締めるとこは締める作りだった。
王様なのに、めちゃめちゃ外に飛び出すから、王宮内のドラマだけじゃなくて、アドベンチャー要素もあれば、剣戟アクションもある。
舟に乗って怪物と戦ったり、洞窟に閉じ込められたり。
剣戟のほうでは、敵の最強剣士役のキム・ヒウォンが目立つ。
このキャスティングがけっこう意外で、個人的には良かった。
クライマックスは予想しやすい展開だったが、あれはあれでけっこう好き。
ちなみに、キーパーソンはチャン・ヨンナムさん。
今作でも、イ・ソンギュンのおチャラけたりシリアスな感じだったり、剣戟アクションだったりと、幅の広い演技が存分に見ることができた。
ホントに惜しい人を亡くしたなぁ。。