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女王陛下のお気に入りの先生のネタバレレビュー・内容・結末

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルではなく、史実モノなので、やることが決まってて、だからこそ監督のセンスの光ようが良かった。オリジナルだとちょっとだれちゃう。籠もロブスターも鹿も。

アビゲイルがサラの手紙を燃やすところで泣くのはよくわからなかったが、良心が痛んで泣いたのではという感想を見て、なるほどなと思った。最初はサラに忠誠心を持っていたが、サラとアンの関係を知り、ハーレーからもこちらに付くよう言われ、権力闘争の道に進んでいくところが良かった。薬草は下心はあっただろうが、そうやって取り入らなければ生きていけないからやったという解釈。

サラの嘘をつかないという愛。
アビゲイルの偽りの優しさの愛。
人にはどちらも必要なんだなあと実感する。

広角レンズの撮影良かった。覗き見しているような、監視しているような。その場に自分がいるんのではなく、観測してる感じが面白かった。
城での撮影や衣装も面白かった。音楽も良い。
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