監督の前作『花に嵐』が面白過ぎたため、U-NEXTで続けて鑑賞。
映画サークルに入ったものの、一作も完成させることのないまま、大学3年生になった「岩切」。
ある日、新歓時期に現れる"謎の少女"の噂…
【じぇれのレビュー】
2019/5/6
【ナメていたら度肝を抜かれる】
前知識なしで鑑賞したため、白石晃士監督作品の模倣のような序盤は、学生映画らしいなぁと生温かく見守っていました。
その割に…
『聖なるもの』本作にとって〝演技力〟は俳優だけでなく撮影テクにも求められ、大学の映研の日常を再現する上でリアルさも素人っぽさも実験的手法で巧みに演出される。その点では冴えない容姿を逆手にとる岩切一空…
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