殴られる彼奴(あいつ)の作品情報・感想・評価

『殴られる彼奴(あいつ)』に投稿された感想・評価

eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.2

柳下美恵のピアノ&シネマ2024

観客たちが笑えば笑うほど
ロン・チェイニーの悲哀が際立つ
泣きそうになった

ヴィクトル・シェストレム監督がこだわった明暗をくっきりさせる照明のライティングは、当…

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HarutoM

HarutoMの感想・評価

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『柳下美恵のピアノ & シネマ 』にて鑑賞。
生で奏でられるピアノ演奏によって劇場全体になんとも形容し難いグルーヴ感が生まれ、作品にもいつも以上に感情移入してしまった。
妻と親友に裏切られ、人として…

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たま

たまの感想・評価

4.5
MGMのライオンが、映画という見せ物の象徴を刻印してきたが、同じく産み落とされたロン・チェイニーのピエロも、アフォリズムとロマンティックで動き喋る美しい存在として、うっとり。
NEZUMI

NEZUMIの感想・評価

3.7
鑑賞記録

さすがMGM
劇中、ライオンさん登場しました
1924年の傑作です
かな

かなの感想・評価

4.0

MGMの幕開け
ポーの『飛び蛙』から既にピエロは復讐のイメージを持っていたようだけど、映画でそのイメージを視覚的に決定付けたオリジンは間違いなく本作。
ロンチェイニーのメイク、絶対アリスクーパー真似…

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誰にも愛されず道化師として死ぬ。幸福や成功を手にする前に人は裏切られ、挫け、狂っていく。結局、人生に意味なんてない。あの偽物のハートを渡されるぐらいの、ちっぽけな喜びのために私たちは生きて呆気なく死…

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MGMの記念すべき第一回製作でオープニングのMGMライオンが初めて使用された作品(ただし公開は最初ではない)。監督はスウェーデンから招かれた「霊魂の不滅」(1920)の巨匠ヴィクトル・シェストレム。…

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捨てられたり、直してくれたり、拾ったり、ピエロのハートの使い方が象徴的過ぎる気もするけど、暗転してそれでもピエロのハートだけが光ってるトコで泣いた。
めっちゃ良かった。ちゃんと果たされる復讐

殴ら…

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どうしようもない悲劇が笑いを生むのはチャップリンだが、シェストレム/チェイニーは更にその上を行く。悲劇によって男は本物のピエロとなり、殴られ嘲られながら自分も笑うことがアイデンティティとなる。
ヨー…

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kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.4

🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-246 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋とてもとてもシリアスで、心の叫びが聞こえてきそうな人生劇、稀代の怪優ロン・チ…

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