ほほえみデブ

Diner ダイナーのほほえみデブのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
3.0
悩ましい。
「次回、ボンベロがまさかのピンチ!菊千代も活躍するよワンワン!」ぐらいな、昭和アニメの次回あらすじ紹介程度の内容に、婦女子の皆さんを萌えさせる満点のキャラクター美。

点数が難しい。内容はない。だが他は評価したい。

蜷川実花ならきっと分かってくれると思っていたが、こちらが欲しい映像&キャラクター祭りに、こ、これよー!ギャー!スキンー!真矢様ー!と心で叫ぶ。

花が散る、雨が色男を濡らす。パタリロの色男バージョンの時のような世界が広がる。
原作未読で良かったのかもしれない。
原作を愛する方にはどうなのか。

個人的には、水芸レベルで血しぶきがラスベガスの噴水のように華麗な音楽とともに飛び散り、弾切れないのかレベルで撃ち合い乱射の蜂の巣祭りも見たかったかな。
血で血を洗うような。

とにかく有り難い窪田君と、ロケットランチャーブッ放す真矢みきが良かった。
イッツショータイム!のセリフ、普通の人なら似合わないもの。

あと大ボスの肖像画、演劇好きな人はグッとくるかもだが笑えて仕方ない。

最後に小栗旬は良い人なんだろうなと思った。
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