斬、の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『斬、』に投稿された感想・評価

開幕の原始的な金属の質感を感じさせる映像と音楽がカッコよく早速惹き込まれました。
「刀」を中心に据えており、〝斬られると痛い〟ということ当然のことがテーマとなっています。
戦闘シーンは泥臭く、カッコ…

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travis

travisの感想・評価

4.8
近年の監督の映画製作の根幹にある反戦からきてます。
が、対決シーン、数々の描写は、サイバーパンクのパイオニアである監督らしさ全開です。

斬と書いて“ざん”・・・で、オープニング
『なぁんだ、木刀かよっ』 
続いて果し合いのシーン、こっちは本物(真剣)
監督、うまいですねぇ
時は江戸末期、村の侍杢之進(池松壮亮)
稽古(修行)に励むの…

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迫り来る時代の変革に揺れる江戸末期の日本。若き浪人は、農村で穏やかに暮らしていたが、剣の達人との出会うことにより、人を斬ることへの葛藤を抱えたまま、暴力の連鎖に巻き込まれてしまう…。
塚本晋也が、最…

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みさえ

みさえの感想・評価

3.7

観終わって、?、となり難しくてわからない。と思ったが場面を追って考えると徐々に理解できて来た。
「生と死」、刀で人を斬ったことがなかった杢之進が止むを得ず人を斬って一線を超えたことで今までの自分に戻…

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この時代に男として産まれていたら絶対斬っていたな、私は。
女として産まれていたならば女を最大限に使って絶対生き残る。

ではなぜ今この時代にいる私は毎日死にたいのか
crow

crowの感想・評価

3.8
やっぱり塚本晋也の映画って、本気だよな。

斬れないサムライを演じた池松壮亮が、どのサムライ映画より、人間を感じた。

手持ちのカメラワークが気持ち悪い、酔う
導入の刀鍛冶のシーンがかっこいい
無頼者と語り合うところも好き

青年や無頼者に対して剣豪の澤村が「御公儀のため人を集め京都へ」とか言ってたわりに、ただただ人…

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RYUYA

RYUYAの感想・評価

3.5

揺れ動く江戸末期。農村で静かに暮らす腕のいい剣士が、流れ者の剣豪から「キミいいね、京の動乱に参戦しない?」と誘われ…という話なんだけど、この映画はそこから『七人の侍』的に派手な戦へ向かうことはせず。…

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Cape

Capeの感想・評価

4.4

久しぶりの時代劇。80分間飽きることなく鑑賞できた。

 妻を持ち、剣道に長ける1人の男が主人公。そしてその妻。2人は戦国の激動の中でも、農村で比較的穏やかに暮らしていた。ある日ひょんな事件が起き、…

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