このレビューはネタバレを含みます
ヨーキー好き。可愛い。ジョジョとのやりとり全部に深みがある。
ウェス・アンダーソン味が強くて、真似してそうなったのか、なんかシュールさとユーモアとおとぎ話っぽさを出そうとするとああなるのか、どっちなんだろう。すごいな。
監督自らヒトラーやるの良い。ジョジョの規範であり、倒すべき相手。
大尉は最初から母親と繋がってたのかな。母親が抗議しに行ってた時、蹴られてたし。家宅捜査の時も急いで来てたから、捕まったと知ってやってきたのかも。最後も泣けてしまった。
部下とはなんか関係あったのかなあという匂わせも良かった。部下の最期も知りたかったな。部下も死んじゃったから自分も、ともなったのかも。
ユダヤ人の少女とのやりとりも良かった。ジョジョがネイサンの振りをして手紙を読んで傷つけるのは、嘘だとわかっていても傷つくやり方ですごい。
母親の死についても、蝶々を追いかけるところで、この蝶はぐしゃっと車に轢かれるんじゃないかと思ったら、母親の靴でダンプに轢かれた。すごすぎる。
最後、踊って終わるの良いな。明るい。