今敏の『パーフェクトブルー』を実写でやってみた!みたいな映画。
人間の顔の識別が苦手な方は、ラストシーンで一瞬、あれっ?どっち?って判らなくなるとおもいます。
不穏の表現が非常に巧みな監督なので…
「自分の人生」を生きるのは難しい
母娘の愛憎が観ていて悲しい
途中でダルくなってやめようかと思ったけど、観ているうちに引き込まれる不思議な魅力の映画。
わけわからん、、、と思っていた断片たちもきち…
カルロス・ベルムトは厭な映画を作る天才だと思います。『マジカル・ガール』と同じく、親子関係だったり金銭が狂わす関係を描いている。でも後味は全く別物。
特に険悪な雰囲気が漂って良かったのが、娘にカラオ…
表舞台から姿を消した記憶喪失の国民的人気歌手リラが自分を演じる他者に同一化していく境界の揺らぎが面白い。
『仮面/ペルソナ』的なアイデンティティの危機をファンでありリラのように歌うビオレタによって少…
1時間あれば語れる話をもったいぶっただけの演出で無理やり2時間に引き延ばしているという印象。
情緒不安定な娘が登場する場面に必ずハードコアテクノみたいな音楽が流れるのも、芸術が行きすぎて逆に頭が悪く…
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