記憶喪失になった歌手とその歌手に心酔する女性の邂逅、独創と模倣の交錯と同化。
人が抱く憧憬の先にある狂気と静かにそれでいて深く突き立てる恐怖が奏でる戦慄に飲み込まれる。
"与える"ことは同時に"奪う…
二人の歌い手の人生。お互いの人生に接する手触りが感じられて良い。
これまで別々の生き方をしてきた結果の今があり、二人が接して元の自分に戻り、それぞれがまた変わるという過程が丁寧。
記憶を失った国民…
歌姫であるリラ・カッセンは歌うことを忘れて10年が経つ
マネージャーとしてリラを守り続けてきたブランカにとっても正念場となるツアー
歌を忘れた歌姫は再び歌うことが叶うのか?
ヴィオレッタの歌声に惹…
日本の映画・漫画は自身の血肉になっていると、日本文化への傾倒ぶりを熱く語るカルロス・ベルムトのインタビューを以前何かで読んだことがある。再生と喪失の分かれ道を各々歩んでいく二人の姿が網膜に焼き付いて…
>>続きを読む今敏の『パーフェクトブルー』を実写でやってみた!みたいな映画。
人間の顔の識別が苦手な方は、ラストシーンで一瞬、あれっ?どっち?って判らなくなるとおもいます。
不穏の表現が非常に巧みな監督なので…
「自分の人生」を生きるのは難しい
母娘の愛憎が観ていて悲しい
途中でダルくなってやめようかと思ったけど、観ているうちに引き込まれる不思議な魅力の映画。
わけわからん、、、と思っていた断片たちもきち…
©2018/ Apache Films, S.L. / Las Películas del Apache S.L. / Áralan Films S.L. / Les Films du Worso All rights reserved