ねこねここねこ

アラン・ドロンのゾロのねこねここねこのレビュー・感想・評価

アラン・ドロンのゾロ(1974年製作の映画)
3.9
アランドロン主演50作品目
それ以前の「黒いチューリップ」と若干似てる気もする痛快時代劇。

剣の達人ディエゴ(アランドロン)の親友のミゲルはスペイン領アラゴナの新総督として赴任する途中、ウエルタ大佐の手先に殺される。
ディエゴはミゲルのためにミゲルに扮して総督としてアラゴナに向かうが、ミゲルとの約束、人は殺さないという約束を守りつつウエルタ大佐率いるスペイン軍と闘う。
情けなく臆病な総督を演じつつ、一方では弱い者を助ける怪傑ゾロとして。
しかし神父を殺したウエルタにとうとう許せなくなり…。

世界の恋人と言われたイケメンが主演というだけでも目の保養。確かに美しい!
そして話は単純だが飽きさせない展開とアクション。
アランドロン40歳の時の作品だけど動きのキレもいい。
お供の口をきけない従者のホアキンもいい味出してるけど、なんと言っても犬が1匹だけでウエルタの兵の一団を蹴散らす様は痛快。

悪党ウエルタを退治した後颯爽と去って行くゾロだけど、総督はどうなるの?誰が代わりに?とかちょっとツッコミたいところ。